12月12日(木)、「地域ねこセミナーin江古田」が催されました。
<飼い主のいない「猫」との共生をするために>がテーマで、
NPO法人「猫と花地域環境ネットワーク」(通称=猫花ネット)の星野新一さんにお話をしていただきました。
野良ねこ問題に頭を悩ませる方は、わりと多いですよね。この日も、そのような方、十数名に集まっていただきました。
ねこをめぐるトラブルや保健所への相談方法、法律問題まで幅広くお話しいただきました。
資料も豊富で、参加者は熱心に耳を傾けていました。
休憩後は質疑応答です。みなさん、日ごろから「地域ねこ問題」を抱えているだけに真剣そのものです。
「食べないと死んじゃうのでエサを与えているのですが、近所の人に嫌われます」
「うちの近くに来てエサを与える人がいて困っています。注意してもやめてくれません」
すぐに解決できる問題は多くはないようです。
ねこが好きな人も、そうでない人も、お互い歩み寄って、真剣に話し合う必要がありそうですね。
最後に捕獲器の使い方を説明してもらって、セミナーは終了しました。
「捕獲」といっても、虐待するわけじゃありません。
去勢・不妊を施して、ねこを増やさないようにするのも、解決方法の手段のひとつなんです。
「地域」「ボランティア」「行政」三者が協働しあって、
「地域ねこ問題」に取り組んでいきたいものです。